2025年9月21日 久米島マグロ

マグロ

今年2回目の久米島に行ってきました。7月湘南のシイラでチャンスをモノにできずに悔しい思いを何回かしたので、いつも通りのんびりマグロを狙いつつ、チャンスがあればでかいシイラも獲ってしまおうという考えです。久米島に1年で2回も行くのは本当に久しぶり。

それにしても今年のシイラは自分の技術不足でだいぶやってしまった。120〜130cmあたりの個体を2回ともフッキングまでは持ち込んだけれどもバラしてしまった。1回などはジャンプした時にテンションが緩んでしまったのでこれはもう大反省。5年ぶりにロンドンから戻ってきて、道具もだいぶ時代遅れになっているのを感じたが自分の技術もだいぶ錆びてしまった。ただ魚を探す感覚だけは落ちていなくて、ここら辺から出してきたいなあというところを打ち続けて、引き出せてはいる。

親父はどこでそのTシャツを買ったのか・・・

改めて今回の久米島。2回目。9月は台風の全盛期のど真ん中。出船できる日が予約した日の半分も無いことが多いので非常に不安定なのは覚悟の上。だた10年前の方が久米島の天候はまだ安定していたような気がする。気のせいか? だんだんと出船率が下がっている気がする。

1匹目40キロアップ

さて釣果の方は、悪くないがルアーには厳しかった。今回も3日の予約で結果的には1日しか出船できなかった。ただ出船できた1日目はマグロの個体が大きくて、エサ釣りの方には40キロクラスが2発でた。一方でエビングはかなり厳しくノーバイト。エビングが食うときと餌が食う時を反応が分かれることが分かっているのだが、どういったときに、どっちなんだというのはいまだに分からない。船長にも分からない。

それにしても久米島でも50キロはなかなか出ないので、40キロはほぼ最大サイズ。餌のタックルのシーボーグも番手と力が大きいものを選んで使っているが、300mくらい潜られてなかなか引きずり出せないので、電動というのは予想外にパワーが出ない。これは勉強になった。

2匹目 サイズはちょっと上がって45キロくらいか。

最近は2枚潮になることも多いので、エビングが全く機能しなくなる時も多い。そういった時のためにスロージグのタックルも持ってきたのだが、今回は完全に不発になってしまった。

スロージグのタックルは弱すぎてマグロが上がる気がしないが。。。ロッドなどあの細さで大丈夫なのか。釣れてみないと分からない。
写真後方にあるのがはての浜。釣りをしていると行く機会がない、というのもはての浜に行ける状況ならほぼ出船できてしまうから。釣りの最終日の翌日のフライトを夕方にしてはての浜に寄ってから帰るように計画しないといっこうに行けない。来年のフライトはちゃんと調整しよう。

雨と風が強いわけではなくて遠い南方の台風の影響なので、天気は気持ち良いくらいに晴天。久米島の高台の方まで上がってきてみたが、やはり美しい島だなと思う。これから何回来れるか分からないが、台風があっても、釣れなくなっても、健康でお金があるうちは続けてきたいと思わせる島であると改めて思う。

結局、ホテルのプールに2日間助けられてどうにか暇を潰すことができた。1日目に大物が穫れて本当によかった。これでそうでなかったら。。。。でもそういうことは結構ある。これまでも。この先も。