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Hardyの初陣となった今回の鹿島槍。Hardyのリールは訳あって最初の1投をする前に分解する羽目になりました。高いものを買うときには絶対に基礎的なチェックをしてから買ったほうが良いです。特に外国製品の場合には。道具は日本製が一番です。今回はそれを実感しました。
毎年恒例になっている癒しの旅へ。私はここロンドンに引っ越してかれこれ4年目になっているので、日本の釣りからかなり疎遠になっています。1年に日本に帰るのは1回だけ。この貴重な日本帰省時のタイミングに釣りを入れない訳にはいきません。とりあえず手堅く釣果を得たい一方で、普通の管理釣り場だと、もう楽しめなくなってしまったので、だいたい鹿島槍ガーデンの選択に落ち着いています。
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2号池から初めて20分ほど、リトリーブで数匹釣ると、もうこれ以上この池で同じような大きさの釣果を重ねても仕方のないような気がして、1号池に移りました。1号池の最初の60cmアップが下のブラウントラウト。水深は1.5mくらいに合わせています。そうです、1.5mなのです。1号池は毎年行くたびに底が浅くなっているようです。鹿島槍ガーデンは、一番上にある1号池から下に位置する3号池まで、水を流しています。親父は、水と一緒に土砂も流れ出ているから、1号池が年々浅くなるんだろうと思っていますが、果たしてどうなのか。
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最初に この鹿島槍ガーデンに来た頃(おそらく7−8年前)は、1号池も2号池も水深があって、底から藻が大量に生えていました。藻の上のギリギリのところにルアーを流すのが釣果を上げるコツでしたが、今は変わってしまっていると思います。
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今回、1号池ではマーカーにかなり頼りました。最初のうちはリトリーブでもヒットがありましたが、段々と動いているフライへの反応が悪くなっていきいました。マーカーでも当たりがくっきり出ることはなく、フライがゆらゆらと水中を漂っているのを口に一瞬含んではパッと吐き出すというような感じのあたりになりました。ガン玉とフライの距離が離れているとマーカーに当たりが出てこないほど、ぼんやりとしたあたりです。水がスーパークリアで、天気は快晴、おまけに水深が浅くなっているので、底の方の警戒心の薄い魚を引っ張り出してくるようにもいきません。1号池では、普段にも増してルアーマンが釣れていないことが今日の難しさを象徴しています。いや「今日の」というより、浅くなった鹿島槍ガーデンでは恒常的に難易度が増したのだと思います。昔は1号池に挑戦しているルアーマンがそれなりにいました、今はあまりに難しいのか、ほとんどいなくなっています。フライの私と親父が池を独占しているような状況になりました。
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浅くなってより難しくなってしまった1号池ですが、大きな魚は健在です。今年は親父も私も最大はそれぞれ70cmまで出ました。最大魚はいずれもニジマスでした。私の方は大きいサイズから70cm、67cm、63cm,、57cm、他50cm以上は多数。
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午後は、1号池はぱったり釣れなくなりました。動くものにはアタリはなく、ふわふわと水中を漂っているように見せているフライでも当たりが出なくなると、もう1号池は雰囲気が変わるまで空けて、2号池に移る方が懸命です。結局、親父は2号池に戻ってリトリーブとドライで漁師のように釣っていましたが、私は1号池でウンウン唸りながらも地合いをひたすら待っていました。こういった厳しい時でも、風が吹いて水面が鏡面ではなくなった時には当たりがふと出ることもあるからなのですが、今回はそういうタイミングも来ませんでした。
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ことができます。
結局、今回は私は全部で20匹ほど、親父は30匹以上釣っていたようです。もう釣った数で満足できるようにはなっていませんが、とにかく私も親父も両方70cmまでサイズを上げることができたのが記録的には良かったです。過去の投稿にも載せていますが、宿は時知らずの宿(織花)という宿を使っています。露天風呂もあってオススメです。私がいった時にはまだ信州割の枠が残っていたようなので、ぜひワクチン接種証明を持って宿に行かれることをお勧めします。