相模湾シイラにリベンジしてきました。前回は7月の第2週という私の統計上は最高のシイラ日和のはずがあえなく撃沈しました。8月下旬は例年なら大物はかなり少なくなってしまっているので、気合い入れては行かないのですが、前回が撃沈ですのでどうしても行きたくなってしまったのです。とりあえずメーターサイズ近くが釣れれば良しという気持ちで乗り込んでみます。
前日の24日は強風のために庄治郎丸は出船取りやめだったようです。波があまり高くないことを祈りつつ海に向かいます。
どうやら波は高くなく、シイラ日和のようです。最初は江ノ島側のブイから始めます。ワクワクしながら一投目を投げるとワラワラとシイラが出てきました。小さいシイラが多いようですが、たまに中サイズのシイラの群れも入っているようです。足元にいる小さいサイズは避けつつ、遠目に投げて大きいサイズを狙います。シイラはトップでやっていると自分のルアーを追いかけてくるのが水面のヨレで分かります。これが本当に楽しい。
今回はチェイスだけでは、大きさはわからないので、取り敢えずヒットさせます。引きからするとまあまあサイズのよう。ジャンプした時にメーターはいかなそうですが、この時期からすると十分のサイズと判明。せっかくなのでキャッチまでもちこんで写真に残したいと思ってしまう。
無事にランディング出来ました。写真を撮って、即座にリリースします。シイラはリリースでの生存率が相当低いという統計があるようです。そのため、気持ちだけでも可能な限り素早くリリースすることが重要です。また足元で見えているシイラについては、自分が釣りたいサイズ以下の場合には最初から釣らないことをお勧めします。釣っても意味がないからです。小さいサイズは抜き上げしてくださいと言われると思いますがこの時にラインブレイクもすることもあります。
昨日、船が出ていないこともあるのか、1個目のブイでだいぶ釣れ続きました。私の方は遠目に投げてサイズアップを狙いますが、ここのブイではもう出ないようです。皆が釣り飽きたところで次に向かいます。
今日は強くぶつかっている潮目がない。風はそこまで強くないので、潮が弱いのでしょう。鳥はだいぶ飛んでいて海の生命感は感じます。海の状況は中の上くらいだと思います。最近の自分の中では十分にラッキーです。こういう日に満足できる釣りをしておかなくては。
結局次のヒットもまた違うブイ周りになりました。さっきのブイと同じく、小型9割、中型1割くらいの混じり方です。大きいのは足元には見当たらないので、遠目に投げていくしかありません。いくつか小サイズを挟んで、ようやく中サイズがかかりました。メーターいくかいかないかですが、うーんやっぱり楽しい。
この後も多くの潮目をたたきましたが、これ以上のサイズは出ませんでした。今日は船は東側の江ノ島方面から入り、結局東側を1日かけて釣り回ってことになります。
今日は船全体では、周りの方もだいぶ釣れたみたいです。11時頃に、小さいシイラの群れが辺り一面に絨毯のように湧き出ている時がありました。これはこれで圧巻で、昔より相模湾のシイラは数が少なくなってしまったような気がするので、こんな場面は久しぶりでした。
今回は大型シイラには出会えませんでしたが、ワラワラ出てくるシイラに遊んでもらい、今年も相模湾らしい、夏の釣りを堪能できたかなと思います。
なお今回は、スギペン、アスリートミノー、ジャークベイトの3タックル持って行きましたが、結局スギペンしか使いませんでした。やはりシイラは水面からばほっと出すのが面白いですから、活性があまりに低くない限りはトップで狙いたいところです。