2018年10月 沖縄 慶良間諸島のカンパチに出撃!!

カンパチ

◾️釣行基本情報
日数イメージ:3日〜4日(サラリーマンは年休1−2日必要)
費用イメージ:チャーター  10万円(3日出船で4人でチャーターの場合)
フライト往復 3-4万円(東京/名古屋から先得チケットの場合)
ホテル   船中泊でチャーター代に込み

皆さんこんにちは。先週、沖縄 慶良間諸島のカンパチに出撃してきました。今回、釣りの大先輩のお二人とその先輩方の友人1人を加えて2泊3日の船中泊での釣行になります。

去年もほぼ同じ時期に沖縄のカンパチを狙いに来ていまして、時化と活性の低さで惨敗をしています。私として実に気合いの入った釣行になっていたのですが、さて結果はどうなることでしょう。

今回、私は初心者丸出しでスピニングタックルで乗り込んでいます。カンパチをムロアジの泳がせで狙う釣り方です。先輩方二人は経験があるので、スピニングでの無謀な挑戦はしていません。カンパチの泳がせは底ギリギリで狙うのでトルクのあるカンパチにはヒットした瞬間、あっという間に根までもっていかれてしまいます。スピニングではこの最初の1-2秒を制することができないのでベイトタックルがおすすめされるのです。

とはいえ、私はMCワークスの相当硬いジギングロッドにステラ30000を持ち込んでいます。さすがに耐えられるのではないかと・・・思っていたんです。

朝7時に出港し、1時間半ほど船を走らせ、まずはサビキでムロアジを釣るポイントに入ります。このムロアジは前回も今回も簡単に釣れたのですが、実はこれは大変なことのようでこのエサのムロアジを釣るのに他船は大変苦労するようです。我らは腕利きの寄宮丸の船長にお任せしているので、ここら辺に苦労はありません。

そこそこムロを釣って、カンパチのポイントに入ります。

さて反応はどうでしょう。最初何もなし。次も何もなし。うーん厳しい。そしてまた流し直し。うーん厳しい。なんとなくやな予感が、この海の活性感のない感じ・・・

それでも1時間ほど経った頃、先輩方お二人の竿先に予兆が。ムロアジが逃げ回っています。と間もなくどーんと魚がひったくります。ヒットです。タリカで強引に根を難なくかわし、安全圏まで引き上げます。4-5分の安定のファイトの末、見事カンパチをあげました。5-6kgほどでしょうか。さすがです。この後私は痛感するのですが、この後も続く超渋い状況でそれでも最低限の魚を結果的にとっているところ、やっぱり上手いなと思います。

いっぽう、私はその後も何もない時間が続きます。

と、突然大きなあたりがありました。あまりに貴重すぎてテンパってしまいました。まだ乗っ込みが浅いところで合わせてしまいます。もちろんフッキングしません。がーん。これは本当下手で我ながら情けない。1日目終了・・・

2日目、と書きたいところですが、やめましょう。私は2,3日目もカンパチを釣り上げることはできませんでした。私はその後、2回だけヒットまで持ち込むチャンスところまでいきますが、最初の数秒で魚を根から引きはがせず、2回とも根でラインブレイクとなりました。また同行者のもう一人も、20kgを超えたと思われるカンパチを見事根から引き剥がし、安全圏まであげますが、40m付近でサメにがっつりやられてしまいます。大きな頭だけ上がってきました。とても惜しい1匹です。

ということでひじょーに厳しい釣行となったのですが、船中泊自体はとても素敵な経験になりました。まず朝、海の真ん中で起きて日の出を見ながら歯を磨き、日の入りまでずっと釣りができる、夜は船でバーベキューができるのです。夜はジグを落としても良いし、エギングをやっても良い、こんな楽しい釣りはなかなかないですよ。

皆さんも是非挑戦してみて下さい。