むつフックとハリスの結び方について載せておきます。エビングで使うのでむつフックを例にしましたが、エサ釣りのフックであれば何でも同じです。ルアーをやっている人にはフックの先端にアイがある方が扱いやすいので、アイ付きのフックを例にしています。アイがなくても下記の結び方は使えます。
しかし使いたいフックサイズにアイ付きのものがあれば、アイ付きの方がルアーマンには馴染みやすいと思うので、こちらをお勧めします。
なお、下記は外かけ結びとは少し違った結び方です。外かけ結びは、結び(締め)のラインが外にむき出しになってしまうのが個人的には気になっていたので、この結び方を使っています。途中までは外かけ結びと全く同じです。なお今回写真の材料はキハダを想定し、むつフック20号とハリスは50号(約170lb)を使用しています。
最初はアイにハリスを下から通します。左側に飛び出しているハリスは長いほうがやりやすいので20cmぐらいあると良いと思います。
次に左側で輪っかを作り、左指で押さえます。
左指で輪っかを押さえつつ、輪っかの先端のハリスで下のように編み込んで行きます。
5−8回ほど巻き込んでいきます。
ここからが外かけ結びとの違いで、5−8回巻き込んだら、今度はそのハリスの先をその5−8回の巻きの下に通します。
5−8回の巻きの下を通したら、その通し終わったハリスの先ともう片方の右側のラインで両方から引っ張ります。一番最初に作った輪っかにハリスを通しても良いですし、通さなくても問題ありません。
両方からしっかり締め込むと下記のようになります。
上から見るとこんな感じです。
以上で出来上がりです。見て頂くと分かるのですが、5−8回の輪の中を通しているのでハリスの先端が輪の外ではなく、中を通ってきます。これが外かけとの違うところです。