2013年9月 モンゴル タイメンに出撃!!

タイメン

◾️釣行基本情報
日数イメージ:10日以上(サラリーマンは年休5日以上必要です泣)
費用イメージ:釣りパックで20万円前後(フライト・宿泊・食事込み)

過去の自分のブログ を移送しています。

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2013年9月20日

モンゴルに行ってきました。開高健さんの本を読んで憧れを持っている人も多いはず。

ウランバートルまで6時間、そこから車で18時間かけて目的の川に向かいます。

舗装道路はやはり半分もなく、後はずっと野道、川を迂回したり、湿地帯でスタックしたり、結局2日かけて目的地に着きます。

行きの道中、私は思う。帰りのフライトで予定通り帰れる確率は半分もないな。帰りの飛行機に間合うか心配をできる人は行けないところかもしれません。

今回、運転手、コック、ガイド、熊ハンターを集め、それに呼んでないけどコックの見習い、そしてこれまた呼んでないけど遊牧民何人か加わり、総勢日本人5名、現地の人10人くらいでの大移動です。車は3台用意してもらいました。

私の運転手は遊牧民出身ですが、ラリーの勉強でイギリスとアメリカに6年もいたので英語で会話ができます。

ただこの運転手さん、よかったのか悪かったのか、山路でも80キロくらい出すし、好きでわざと困難な道を選ぶので、車のシートに腰がついていた記憶がありません・・・笑

食糧を積んだバン

道は非常に険しく荒々しい。車はランクルの能力が飛び抜けて高い。このロシア製の車は何回も泥沼に埋まり、このランクルで牽引して救出。こんなのを何回も繰り返す。

ランクルでなければ動かなくなる。
白いバンをランクルで引き上げた直後

右奥に写っている紺の車がランクル。この車がなければ間違いなく目的地に着かなかっただろう。

さてようやく目的地に着きました。

朝は氷点下なので湯気が出ます

事前に雨が降ったので濁っています。タイメンはあまりに濁っていると反応は悪くなるのだそう。

なかなかしっかりしたテントを用意してくれて感激

ここでキャンプして野宿です。

お昼頃、釣りを開始です。1キャスト目。3年くらい人が入っていないので、川の状況が悪くてもすぐにタイメンからの反応があります。1カ月もしないうちにここは国立公園になるから入れなくなるそうだが、本当だろうか・・・

すぐにヒット。川の流れの影響もあってなかなかパワフル。イトウに憧れて管理釣り場に何回も通ったので喜びも倍増。ネイティブですからね。

最初のタイメン80cm

まずは80cmが上がります。幸先良し。

94cmのタイメン

その後も同じ場所で釣れ続きます。

今回はガイドは、この川(多分名前は無い?)を狙い撃ちで来たらしく、毎日、同じ川を登ったり、下ったりこれを3日間ほど続けました。毎日釣れます。私の今回の最大サイズは94cm。

今回、日本で集まったメンバーはほとんど無事にタイメンに会うことができました。大体90センチから1mくらいの大きさです。同行者は1mジャストまであげていました。もちろん120,130,150cmoverいるのでしょう。でも今回は上がりませんでした。明らかにデカイのは全部ラインブレイク。

みんな自分の納得のいく一匹が釣れれば良いので、後はビール飲みながら、昼寝したり適当です。

4日間、川の水を飲んで暮らし、羊を買ってきて食べ、夜はウォッカで宴会をしました。

帰りもしっかり車はスタックし、壊れ、2日かけて帰ります。

終わってみると本当に良いところでした。

アマゾンいったら、また今度来てみようと思います。

ちなみに夜はマイナス、昼は30度くらいあるので、1日で1年が味わえます笑

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タックル

ロッド:UFMウエダ8,6ftほか2本

リール:ステラ2500、4000

ライン:PE1.5号、2号

ルアー:ルドラSP、ルドラF他